分かりにくいですが、フードの先端部分が凹んでおります。
分かりにくいですね^^;
横筋が入ってる部分は下の骨が当たっている部分です。
それでは修理していきます。
まずは凹みの範囲をみて、どういった修理方法を行うか考えます。
今回は裏から、縁の部分を元に戻し、凹んだ部分はパテで整形する事にしました。
塗装工程を説明します。
◆塗装前準備
泥汚れ、ピッチタール(アスファルトのカス)、虫、水垢を落とします。
入り組んだ所は、小さなブラシ等で、隅々までキレイにします。
一緒に足付け、塗装面に細かい傷をつけます。
これをやらないと、後で剥がれがでます。
◆マスキング
塗装がかかってはマズイ部分を紙やビニールなどで覆います。
◆脱脂
弱い溶剤を用いて、塗装面の、油分、ワックス等を落とします。
これをしないと、ハジキといって色が乗りません。
◆上塗り
1.カラーベース塗装
調色済塗料を塗ります。
一度にべったりと塗装せずに、数回にわけて塗装します。
最初は捨て吹き塗装することで、ハジキなどを防ぎます。
後は数回塗り込み、プラサフの色がきちんと隠蔽されたか、
ムラがないことを確認しながら、塗装していきます。
2.クリアー塗装
カラーベース塗装のあとに、透明なクリアの塗装をします。
クリアのベースと硬化剤を混ぜて塗装します。
乾燥後、固い塗膜になり、硬化後は、シンナーなどの溶剤で溶けなくなります。
◆乾燥・硬化
60度×15分とか、熱をかけて、乾燥
◆磨き
塗装時に、細かいほこりが付着することがあります。
手で触るとポツポツとブツが残っているのが分かります。
また塗装時に柚子の肌のように塗装面が荒れることもあります。
そういった事を修正するために、ブツを細かいサンドペーパーでけずったり、
柚子肌の部分を細かいサンドペーパーで削ります。
最終的には、コンパウンドをあてて、細かいサンドペーパーのキズを消し、
ツヤのある状態にします。
無事修理完了いたしました。
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